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ルービックキューブを目隠しで揃える方法

ステップ1 エッジの揃え方|M2法

カードを交換する手順のように、エッジも交換を繰り返して揃えます。

バッファと中継点の位置

M2法ではその名の通りM2(真ん中の列180度)を回してエッジを交換します。

M2を回したとき、DFエッジ(D面とF面の境にあるエッジ)のD面パネルとUBエッジ(U面とB面の境にあるエッジ)のU面パネルが交換されます。

このときM列にあるセンターや他2つのエッジの位置も変わりますが、最終的に揃うので無視してください。

M2法ではDFエッジのD面パネルの位置がバッファです。

そして交換できるエッジパネルの位置には制限があるため、UBエッジのU面パネルの位置を中継点としてエッジパネルの交換を行います。

M2を回して交換されるエッジ

バッファであるDFエッジのD面パネル(水色部)中継点であるUBエッジのU面パネル(ピンク部)が交換される
※M列にあるセンターや他2つのエッジの位置も変わるが無視する

エッジを揃える流れ

カードの並び替えのときと同じように「セットアップ→交換→逆セットアップ」という流れで揃えていきます。

まずバッファ(DFエッジの位置)のD面パネルに注目してください。

そのエッジD面パネルの揃うべき位置がターゲットです。

ターゲットの例

バッファにあるエッジのD面パネル(赤枠部)が揃うべき位置はURエッジのU面パネル(水色部)


ターゲットにあるパネルを中継点(UBエッジのU面パネルの位置)へセットアップします。

※セットアップ手順の詳細は後ほど解説します。

セットアップ

ターゲットにあるパネル(水色部)を中継点(UBエッジのU面パネル)へセットアップする

(この場合のセットアップ手順は R U R’ U’)


M2を回してバッファと中継点にあるエッジを交換します。

交換

M2を回してバッファにあるパネルと中継点のパネルを交換する


中継点にあるパネルをターゲットへ移動させます。(逆セットアップ)

逆セットアップ

中継点にあるパネルをターゲット(URエッジのU面パネル)の位置へ逆セットアップすると、ターゲットが揃う

(この場合の逆セットアップ手順は U R U’ R’ )

これでバッファにあったエッジをターゲットに揃えることができました。

M列のセンターや他2つのエッジの位置は変わってしまいますが、M2を2回まわすごとに元へ戻るため無視してください。

そして最初ターゲットにあったパネルが、次に揃えるエッジになります。

セットアップ・逆セットアップの手順

パネルをセットアップ・逆セットアップするとき、気をつけなければならないことがあります。

それは「中継点以外のM列にあるエッジの位置が変わってはいけない」ということです。

これを考慮してセットアップ・逆セットアップ手順は構成されています。

ナンバリング

手順を回す前に、全てのパネルに文字を割り当てます。これを「ナンバリング」といいます。

ナンバリングの例

これはあくまで一例に過ぎず、人によっては全く違う場合もあります。

わかりやすいように自分用へどんどんアレンジして構いません。

実際に文字をキューブに書き込んでも構いませんが、そのキューブはスクランブルせずナンバリングの確認程度の使用にとどめておくのが良いです。

手順の見方

セットアップ手順 (M2 ) 逆セットアップ手順

※セットアップ手順を逆再生したものが、逆セットアップ手順です。

R層・L層のターゲット

F2Lのようなイメージです。

FRパネル(き)

U R U’ (M2 ) U R’ U’

DRパネル(し)

U R2 U’ (M2 ) U R2 U’

BRパネル(ち)

U R’ U’ (M2 ) U R U’

URパネル(い)

R U R’ U’ (M2 ) U R U’ R’


FLパネル(け)

U’ L’ U (M2 ) U’ L U

DLパネル(せ)

U’ L2 U (M2 ) U’ L2 U

BLパネル(て)

U’ L U (M2 ) U’ L’ U

ULパネル(え)

L’ U’ L U (M2 ) U’ L’ U L

R面・L面のターゲット

B面を回した次に、ターゲットにあるパネルをB面側へ回すイメージです。

RUパネル(は)

B’ R B (M2 ) B’ R’ B

RFパネル(へ)

B’ R2 B (M2 ) B’ R2 B

RDパネル(ふ)

B’ R’ B (M2 ) B’ R B

RBパネル(ひ)

R B’ R’ B (M2 ) B’ R B R’

または
Uw R Uw’ (M2 ) Uw’ R’ Uw


LUパネル(な)

B L’ B’ (M2 ) B L B’

LFパネル(に)

B L2 B’ (M2 ) B L2 B’

LDパネル(ぬ)

B L B’ (M2 ) B L’ B’

LBパネル(ね)

L’ B L B’ (M2 ) B L’ B’ L

または
Uw’ L’ Uw (M2 ) Uw’ L Uw

M列のターゲット

ターゲットがM列にある場合、セットアップ・逆セットアップの方法が使えません。

そのためバッファからターゲットへ直接揃える特別な手順を使います。

また分析した文字列の偶数番目になったとき、つまりM2をまわす回数が偶数回目のときは、手順が入れ替わるものもあります。

UFパネル(う)

奇数回目
U2 M’ U2 M’

偶数回目
DBパネルの手順

DBパネル(す)

奇数回目
M U2 M U2

偶数回目
UFパネルの手順


FUパネル(か)

奇数回目
U’ R’ F’ R S R’ F R S’ U M2

偶数回目
BDパネルの手順

BDパネル(た)

奇数回目
M2 U’ S R’ F’ R S’ R’ F R U

偶数回目
FUパネルの手順


UBパネル(あ)

M2

BUパネル(つ)

(U M’ U M’ U M’ U M ) U M’ U M’ U M’ U M’

パリティ手順

エッジを分析した文字数の合計が奇数個だったとき、最後のエッジを揃え終わってもM列がずれたままになってしまいます。

この状態を「パリティ」といいます。

パリティが発生している状態

この場合、パリティ手順を使って揃えます。

パリティ手順

D’ r2 U M2 U’ r2 D

パリティ手順を回すタイミングは、エッジを全て揃え終わったとき、またはエッジとコーナーを全て揃え終わったときのどちらかで可能です。

コーナーだけが揃え終わった状態でパリティ手順は回さないでください。


パリティ手順をまわすとUBエッジとULエッジが崩れますが、コーナーを揃えたときに元へ戻るので無視してください。

パリティが解消した状態

UBエッジとULエッジは崩れるが無視する

エッジの文字数が奇数個だったとき、コーナーの文字数も必ず奇数個になり、パリティが発生します。

逆にエッジの文字数が偶数個だったとき、コーナーの文字数も必ず偶数個になり、パリティは発生しません。

EO(エッジ反転)

エッジが正しい位置で向きだけ反転している状態があります。

これを「EO」といいます。

EOが発生している場合、複数ループにして揃えます。

EOが発生している状態の例

白赤エッジが反転している


1. URパネルを仮のターゲットとしてバッファと交換する

R U R’ U’ (M2 ) U R U’ R’

2. RUパネルをバッファと交換する

B’ R B (M2 ) B’ R’ B

ただしバッファのエッジが反転している場合は、他のエッジを揃えると勝手に揃うので無視してください。

EOではないパターン

バッファのエッジだけは、反転していても無視する