
今回は、MoYuが発売した3×3キューブ「HuaMeng YS3M」についてご紹介します。
全体的な性能は、同メーカーのRS3MシリーズよりもWeilong WRMシリーズに近いものです。
HuaMeng YS3M ラインナップ
YS3Mシリーズには、以下の3種類がラインナップされており、性能や価格が異なります。
- スタンダードモデル
- Maglev モデル
- Maglev + Ball Core モデル
Maglev(マグレブ)とは
通常、キューブの柔軟性はバネの反発を利用していますが、Maglevは磁石の反発を利用した構造です。
これにより、回転時の摩擦が減り、軽い回し心地が得られます。
Ball Core(ボールコア)とは
一般的に「コアマグ」とも呼ばれるこの機能は、面がずれた状態から正確に揃う位置へ引き寄せるアシスト効果があります。
共通の仕様
・9段階の回転軽さ調整が可能
・磁力は固定
・一般的な56mmサイズよりも小さめの55mmサイズ
スタンダードモデル
YS3Mシリーズの中で最も手頃な価格で、標準的な性能を持っています。
磁力は弱〜中程度で、内部のバネには2枚のワッシャーが使用されているため、バネ鳴きはほとんどありません。
Maglev モデル
YS3Mシリーズの中で最も回転が軽いモデルです。
磁力はスタンダードモデルと同様に弱〜中程度で、回転の軽さ以外の性能はスタンダードモデルと同じです。
Maglev + Ball Core モデル
YS3Mシリーズで最も高性能なモデルです。
磁力は中程度で、初期状態では回転がやや重めになっています。
ネジを360度ほど緩めることで、一般的なMaglevキューブと同等の回転の軽さが得られます。
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