
2022年9月、GANの最新作GAN13 Maglevが発売されました。
かなり値段が高いですがそれに見合っているかどうか気になるところでしょう。
結論、非常に良いキューブなのでお金に余裕があれば買うべきです。
今回はGAN13の良い点と悪い点、そして人によって好みが分かれそうな点を比較するので購入の検討材料にしてください。
良い評価ポイント
個人的にGAN13の良いところは主に5つあります。
回転のアシストが強力
GAN13はマグネティックコアという磁石のシステムを使用しています。
マグネティックコアは簡単にいうと、面が90度ごとで回転するように磁石で引き寄せてくれるものです。

GAN11や12にもマグネティックコアが採用されていましたが、エッジコアに反発する磁石を使用することで安定したアシストになっています。


ピボット耐性が優秀
内部構造の改良により、コーナーカットを保ちつつピボット耐性がかなり向上しました。
デフォルト設定のままでもピボットさせるのが困難なほどです。
調整できる幅が非常に広い
筆者がいちばん驚いたポイント、とにかく調整できる幅が広いです。
GAN13は「Maglev」という回転を軽くするためのシステムが使われているのですが、前作のGAN12 Maglevではあまりにも軽すぎて制御しずらい部分がありました。

しかし今作では回転の軽さを調整できる幅がとても広く感じます。
調整がラク
GAN13はすべての調整がパーツ交換なしでできるようになりました。
以前はバーツ交換で指先が痛くなることもしばしばあったので、この改良は嬉しいです。

今作は調整ツールも1つだけで非常にコンパクトです。


GAN11や12のときは磁力調整の隙間が小さすぎて不便でした。
しかし13では調整ツールを引っ掛ける溝があるためストレスがありません。
ケースが実用的
GANシリーズのキューブには毎回キューブ巾着とキューブケースがついてくるのですが、今回はキューブケースが使いやすくなっています。
ケースは磁石で蓋が閉じる仕組みになっていて開け閉めが簡単なうえ、調整ツールもケース内に収納することができます。


悪い評価ポイント
現時点での悪いところは価格が高すぎるところだけです。
(2022年9月現在およそ12000円で販売されると思われます…)
大人であれば趣味に費やせる金額ですが、学生にはかなり厳しいと思います。
好みが分かれそうなポイント
人によって好みが分かれそうなポイントが今作にはあると思っています。
それは回転の摩擦が90度付近で強くなることです。

回転が空回りしないようになっています。
GAN11や12にあった回転のブルンブルン感が苦手だった人は回しやすく感じるのではないでしょうか。
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